こんにちは、最近「ポケモンやってたの!?」とよく聞かれるラリスです。
実際あんまりやっていないので、間違ったらごめんなさい
さて、今回は主に1年生や新入生にWCSを始めてもらいたいと、WCS入門の記事を書きます。
ダブルバトルには縛りとか色々あるけど、そんなことより、習うより慣れろです。
QRパーティを使ってガンガン慣れましょう。
でもパーティの回し方が分からない、どんなパーティを使っていいか分からない、そんな人のために主要なパーティの概要と簡単なを紹介します。
・グッドスタッフ系
メガメタグロスを軸に殴り合うパーティ。
カプ・テテフと組み合わせてサイコフィールド思念の頭突き(実際には採用されていないこともそこそこある)の圧力で主導権を握りに行く攻撃的なパーティ。
サンダー、ランドロス、メタグロス、カプ・テテフ、バンギラスと組まれることが多く、サンダーの追い風で味方の高火力ポケモンで上から殴るのが得意。
また、サンダーがサイコシード+羽休めで突破が難しく、火力があるので放置も難しい。
生き延びれば追い風を二回打つこともでき、サンダーは陰の主役と言える。
カプ・テテフではなくカプ・レヒレと組むこともあり、その場合はサイクルを回して受けることが戦術となる。
ガルーラ軸
メガガルーラを軸に殴り合うパーティ。
大幅な弱体化を受け、他のポケモンに押されてはいるが、猫だましと不意打ちの器用さを武器に未だ人気のポケモン。
先制技が強力なので、カプ・テテフと組めず、猫騙しと相性の良い瞑想を覚えたカプ・レヒレと組むことが多い。
メタグロスに比べて耐性が無い分、受けまわしは厳しく、また、苦手な相手も少ないため、シングルでいう対面構築に近いプレイングとなる。
ガルーラ、ヒードラン、カプ・レヒレ、ランドロス、クレセリアと組むことが多く、全体的に幅広い相手と戦える。
ヒードランとランドロスの相性補完がよく、二匹で受けまわすことが多い。
グロウパンチが無くなったため、ガルーラをエースにするのは不可能になった。
メガリザードンYを軸に殴り合うパーティ。
強力な全体技である、日照り+熱風や日照り+オーバーヒートで相手をさっさと倒しに行く超攻撃的パーティ。
カプ・コケコの電気Zと合わせて、上から倒しに行けるポケモンが多く、マウントを取りやすい。
ただ、リザードンの物理耐久が低く、岩雪崩が4倍弱点であることから、何もしないと簡単に死んでしまうので、取り巻きでサポートする。
味方のランドロスは威嚇であり、地震+熱風の強力な動きがあり、相性がとても良い。
臆病ではなくあえて控えめで耐久を厚めに振り、クレセリアのトリックルームから上記のパターンを狙いに行くこともできる。
その場合、カビゴンと組ませてトリックルーム色を強くすることもある。
フシギバナと組ませて晴れ色を強くすることもある。
・起点構築系
ライボルトの威嚇、バークアウト、ランドロスの威嚇で相手を弱体化させてエースに積ませるパーティ。
ライボルトのボルトチェンジ、ランドロスのとんぼ返りと威嚇との相性が良く、有利対面を作りながら相手の攻撃力を下げられる。
せっかく下げた攻撃力を交代で戻されたくないことから、かげふみゴチルゼルと組むことが多い。
ライボルトにバークアウトがあるとはいえ、威嚇の方が楽なので、エースは特殊耐久の高いカビゴン、カプ・レヒレの2枚になることが多い。
瞑想を沢山積むことや、腹太鼓を安全に積むことを目標にする。
黒い霧をされると悲惨なので十分注意。
ジャラランガの専用Z技、ブレイジングソウルビートを決めることを軸にしたパーティ。
エルフーンのアンコール+ゲンガーの金縛りで相手の技を封じたり、エルフーンの嘘泣き+ゲンガーのヘドロ爆弾で厄介なフェアリータイプを倒したりする。
ブレイジングソウルビートはイカれた性能の技だが、ジャラランガ本体が弱いので、決まった後も、自己暗示をしたり、他のポケモンでジャラランガでは対処できないポケモンを倒したりする。
・天候系+トリパ
砂パ(バンドリマンダ)
バンギラスの単体性能が高いため、砂パ以外にも入るが、ここでは除外。
ダブルバトルでの砂パーティはバンギラス+ドリュウズ+ボーマンダの組み合わせが一般的。
拘りスカーフを持ったバンギラスとメガボーマンダを一緒に出して、ハイパーボイス+岩雪崩やハイパーボイス+ダメ押しが強力。
また、すなかきドリュウズ+メガボーマンダでハイパーボイス+地震は最強パターン。
相手のポケモンを適度に削って、ドリュウズ+ボーマンダの並びを作ることを目指す。
バンギラスとドリュウズを一緒に出すと、ダブルバトルで最メジャーのランドロスに虐められるので、基本的にやらない。
雨パ
ダブルバトルの雨降らし要員は、ペリッパーをニョロトノが同程度いる。
すいすいポケモンはルンパッパが多く、ペリッパーと組む場合も、ニョロトノと組む場合も、猫だまし→水Z→ハイドロポンプと毎ターン圧力をかけてマウントを取りに行く。
ペリッパーには追い風があり、後続のポケモンに繋げることができる。
ニョロトノには手助け、滅びの唄があり、器用だ。
ルンパッパで取ったアドバンテージを逃さないよう、後続のポケモンはカプ・コケコなど汎用性の高いポケモンや、メタグロスやラグラージなどの雨下で強いメガポケモンが多い。
水耐性を持ったポケモンで冷凍ビームや暴風で弱点を突かれないポケモンが環境に少ないため、環境的には追い風(ペリッパーだけに)。
ただし、あめふらしポケモンもルンパッパも種族値が低いため、殴り合うと案外脆い。
また、トリックルームには要注意。
トリパ
多くのパーティに入っているクレセリアの殆どにトリックルームが入っているが、ここでは除外。
トリックルームでガンガン攻めるパーティ。
トリックルームを決めること、トリックルームを決めた後勝ち切ること、の二つの課題がある。
この二つの課題を二つとも満たしやすいトリックルーム役がゴチルゼルとヤレユータンだ。
ゴチルゼルは耐久にやや不安があるが、かげふみでトリックルーム後に有利対面を作りやすい。
クチートと組ませて不安な物理耐久を補いつつ、癒しの波動でクチートをサポートする。
クチートは有利な相手にはとことん有利なので、かげふみと相性が良い。
腹太鼓カビゴンとの相性もよく、こちらも簡単に腹太鼓を積みに行ける。
ヤレユータンは精神力のおかげで猫だましや岩雪崩にトリックルームを阻害されず、耐久も高いのでトリックルームが成功しやすい。
バクーダと組んでふんか+さいはいをするのが強力。
ただ、最メジャーのカプ・レヒレに弱いのが致命的
他にもミミッキュとカビゴンで組んで、はらだいこ+トリックルームと自爆+トリックルームの2択を迫るパーティもある。
霰と晴れはあんまりいない(リザードンはいっぱいいる)
コンボ系
ガードシェアラッキー
メレシーやツボツボのガードシェアでラッキーをめちゃめちゃ固くして、倒されないようにするパーティ。
滅びの唄や宿り木の種は防音やマジックガードをスキルスワップをして防ぐこともできる。
勝ち筋は地球投げで相手のポケモンを倒すこともできるが、WCSルールで持ち時間が少ないので、持ち時間を切らして勝つことも可能。
そのため、ラッキーで戦う時やラッキーと戦う時は、早押しの技術が必要になるかもしれない。
コンボさえ決まってしまえば、まず突破されないので、コンボを決めることが重要。
ガードシェアをするタイミングに挑発や吹き飛ばしを合わされないように注意したい。
パーティじゃないけどすごくつよいポケモン
とりあえず入れておけばよい超便利ポケモン。
シングルにおけるミミッキュよりも使用率が断然高い。
威嚇によるサポート、地震無効、高火力範囲技の地震、困ったときにワンチャンを残す岩雪崩など隙が無い。
他にも叩き落とす、とんぼ返り、がんせきふうじ、馬鹿力、守る、特殊型など様々な選択肢がある。
ランドロスを制すものがダブルバトルを制すと言っても過言ではない。
威嚇もあり、生きているだけで価値があるので、簡単に失うべきではない。
初心者にありがちなのが、序盤にクレセリア等氷技持ちの前で簡単に岩雪崩や地震を打ってしまうこと。
交代や守るで隣のポケモンにダメージを与えられずにランドロスが犬死にするとそれだけで不利になる(ランドロスは猫だけど)。
基本的にはとんぼ返りや交代を考え、どうしてもという時だけ突っ張ることを覚えたい。
持ち物はとつげきチョッキ、こだわりスカーフ、地面Zが多く、みんな違ってみんな強い。
まずは相手のランドロスがこだわりスカーフかどうかだけでも見極めないと、徐々に不利になっていく。
また、スカーフチョッキが多いことから、守るを警戒しづらく、不意の守るが試合に大きな影響を及ぼすこともある。
ダブルバトルを始めてしばらくしたら、ランドロスと向き合ってほしい。
大体こんな感じです。
好みのパーティはありましたか?
紹介したパーティの中でも使用率に差があり、メタグロスやリザードンが最上位、ガルーラボーマンダジャラランガ雨がその次、少し離れてライボルトやトリパ、さらに離れてラッキー、といった感じです。
オススメは覚えれば回せるジャラランガととりあえずスペックの高いメタグロスです。
これを読んだ人がWCSを始めてくれれば幸いです。
GLHF