皆様こんにちは、新年会に参加できずに血の涙を流したスイカ割り人形です。
さて、今回はORASが発売されてから初となるインターネット大会「バトルオブホウエン」に参加してきました。
参加できるのは名が示す通りホウエン図鑑に登録されている禁伝以外のポケモンですね。分かりやすく言えば無印ルビサファをやってる最中に出てきたポケモン+派生進化のポケモンが使えます。
以下、かなり長くなるので畳みます。使ったポケモンとかすっげえ長く書いてあるから読むのが億劫だったらこんな風に強調してある部分とかポケモン名しか読まないってのもアリなのよ
使用できるポケモンがホウエン限定というのが普段のレートとどれくらい違うのかと言いますと、すぐ出てくるだけでも
・メガガルーラとかいう畜生がいない
・ファイアローとかいう糞鳥がいない
・ギルガルドとかいう鉄クズがいない
こんなにあります。そのほか水ロトムやらクレセやらの優秀なポケモンの6割ぐらいが使えないといった雰囲気です。
さて、ホウエン限定というわけでさぞ窮屈なバトル大会になるかと思われましたが、実は使えるメガシンカポケモンが何と24体もいます。さすがにこれは多い。実際潜っててもPT6体中4体メガシンカ択があるとかザラでした。
さて、前置きはこの辺にして自分の使ったPTの説明に入ります。何と全員メガ候補だったりする(メガ枠は3体)
イカれた奴らを紹介するぜ!
メガボーマンダ@メガ石 無邪気SぶっぱHB耐久調整AC調整
ハイボ/捨て身/大文字/流星群
A:1段下降の状態からH極マリルリを捨身タックルで超高乱数2
C:流星でH極メガマンダ確1
HB:A特化マリルリのじゃれつく確定耐え、非メガA特化グロスの冷パンを最高乱数以外耐え(共にA下降補正なし)
ホウエンシングルと来てまず思い浮かんだのがメガマンダミラーなので、とりあえず対面からでも勝てる最速メガマンダを採用。流星群打った後に交代を余儀なくされるというパターンを回避するために両刀型にした。
正直飛んでくる氷技については物理はラグの雪雪崩か冷パンぐらいしか見ない上に威嚇+タイプ不一致で大体落ちない、特殊は普通に確1調整がなされているだろうという観点からDが下がる無邪気を採用。
主に次鋒に起用、先発が作った隙を無駄にせずに1体は確実に落とし、もう1体にも大ダメージを与えてラス1に繋げるのが仕事。
メガってないヤミラミにスキンハイボを襷なしで耐えられて返しのメタバで沈められたのがトラウマ
メガライボルト@メガ石 臆病CSぶっぱ
ボルチェン/電磁波/オバヒ/めざ氷
メガマンダ、メガグロス、メガクチートあたりが跋扈する上にメガヤミラミが物理を止めてくるので採用することになった威嚇持ち特殊メガ枠。メガラグが相手に見える時は自動的に選出から外れるが、逆にラグを採用していないPTにはぶっ刺さっていることが多い。
実際マンダグロスクチートギャラジュカインマリルリバシャガッサ全てに刺さっていて弱いはずがなかった。
地震持ちは勘弁……と言いたいところだが、こいつに安易に地震を打とうものならギャラかマンダが容赦なく出てくるのでラグ以外であれば地震を持っていてもあまり怖くないという恐ろしいポテンシャルの持ち主だった。
ギャラドス@ゴツメ 陽気AS、Hに少し
滝登り/氷の牙/電磁波/挑発
おそらく今回のホウエンシングルで一番の功労者。
先発ステロ欠伸ラグやステロムドーやからやぶサクラビス、胞子持ちやポイヒガッサはこいつで完全に機能停止する。
残りギャラ1体の状態からHPほぼ満タンのメガラグ+HP満タンのルンパwith雨とかいう絶望的な状況から逆転勝利するとかいう頭がおかしいポテンシャルの持ち主。最後の方にBVコードを載せてあるので興味がある人は是非。
基本的に威嚇を入れるためマンダのほぼすべての攻撃を確実に耐えることができる、上のように挑発の通りが非常に良い、先発が電気技持ちかヤミラミでなければほぼ確実に何かしらの仕事はできるという点から先発起用することがほとんどだった。マンダに対しては初手電磁波からの氷の牙が安定する。Sの高くないマンダは恐るるに値しない。
なお、相手の先発がジバコイルやライボルトだった場合は初手引っ込めてライボルトに交換すると非常においしいことになる。
ヤミラミを出されるとおとなしく引っ込めるしかなくなるのが難点か
メタグロス@弱点保険 意地っ張りHぶっぱB調整残りA:特化1舞メガマンダの地震耐え調整
冷パン/地震/コメパン/バレパン
二番目の功労者であろう。
基本的にグロスに対しては不一致抜群2発か一致抜群でも物理技だと2発当てないと沈まないという優秀な耐久から抜群技を非常によく呼ぶので弱点保険を持たせて返り討ち型にした。
基本的にどんな型のマンダ、メガマンダに対しても冷パンを入れることができる。
使いながら思ったのは、Sに振っていないのに意地っ張りなおかげでラグあたりを抜いてしまうため弱点保険の発動が遅れること、電磁波や岩封はいいとしても鬼火や欠伸に非常に弱いことが挙げられる。
サーナイト@襷 陽気HS
電磁波/鬼火/道連れ/アンコール
なぜ陽気なのかというと、もともと奇形エルレイドにするつもりだったためである。
努力値を振ってレベルを上げてる最中に『あれ?格闘よりある程度マンダや猛威を振るうであろうメガヤミラミに対して(見た目)圧力をかけられるフェアリーのサナの方がよくね?』と気づいて急遽サーナイトに変更になった。攻撃しないから陽気でも別に関係ない。イカサマ?知らない子ですね……
(そもそもヤミラミと対峙した時点でほぼ負けである)
主な運用方法はギャラやメガマンダの攻撃を襷で耐えて電磁波を入れて、次のターンに道連れで持っていくということを想定していた。道連れを読まれて積み技を使われたらアンコールの出番である。
『非メガ枠でメガ枠1体を道連れにする』というのがコンセプトだったが、実際はギャラとグロスだけでそれを十分にこなせてしまったためまだメガサナの方が使い道があったかもしれない。
ぶっちゃけ選出しようにもメガ枠を圧迫しないということが逆に『ギャラグロスの選出枠を圧迫する』という意味が分からない状況を発生させるので半分見せポケである。残り半分はネタ成分である。
メガヤミラミ@メガ石 図太いHBぶっぱ
挑発/鬼火/イカサマ/自己再生
こちらも半分見せポケである。
物理型や害悪に対して非常に強いことが評価点であるが、そもそもこのPTに威嚇持ちが3体いること、物理技で沈めるのが億劫なグロスがいることでPT構成自体が物理に非常に強くなっているので正直こいつもあまり日の目を見なかった。
というか、運用に慣れてなかったせいで相手ラス1がマリルリなのにまだ生きてたギャラで電磁波を入れてしまう等のミスを犯したりした(結局ギャラで沈めた)。
弱いはずはないのだろうけど不慣れだったためうまく運用できなかった例である。
これで潜ってました。基本的に選出はギャラ/グロス/メガマンダ か ギャラ/グロス/メガライボルトの2択でした。戦績は20勝10敗、最終レートはこれを書いてる時にはまだ出てませんが推定で1625程度だと思われます。
さて、次は集計したKPです。結構多くなるので紹介は数が多かった個体に留めます。
【KP14】 ボーマンダ
【KP13】 バシャーモ
【KP11】 マリルリ
【KP9】 ラグラージ
【KP6】 ジバコイル
【KP5】 ギャラドス、ラティオス、エアームド、アブソル、ライボルト
以下 有象無象
案の定、といった面子である。面白かったのは、ラグがメガシンカする個体が少なくステロ欠伸が8割以上だったこと、ラティオスに至っては見た個体は全て壁張り流星群置き土産個体だったこと、KP4のサマヨールは3日目にしか見なかったこと、KP3のランターンは2日目にしか見なかったことが挙げられますかね。
所感としては、使用できるポケモンが結構限られてる中ではあったものの結局は種族値(+特性)の暴力ゲーという感じでしたね。ただ、種族値が尖っていても耐久が低いとワンキルされるのでどっちかというと耐久があるポケモンが多く見えた気がします。
最後に、いくつか面白い試合が撮れたので3つほどBVを上げます。
【BV1】両刀メガマンダ万歳 EQBG-WWWW-WWX5-2P2Y
さすが両刀メガマンダ先生だ!サマヨールと当たっても何ともないぜ!
【BV2】フライゴンは犠牲になったのだ…… 4KSW-WWWW-WWX5-2MQK
交代読みめざ氷が華麗に決まった試合
【BV3】ゴツメギャラ>>>>メガラグ+ルンパwith雨 8L2G-WWWW-WWX5-2NP8
最後ギャラ1体の状態から巻き返せるとは正直思ってなかった
今回はこれで終わりです。ここまで読んでくださってありがとうございました。長い?はい、そうです。またやります。
以上!
スイカ割り人形